指導者目線から見た、開智所沢小学校の良さとは

今回は小学校受験や編入試験で、開智所沢小学校をご検討されている保護者様向けに、塾の先生視点から開智所沢小学校の良さについて語っていきたいと思います。
開智所沢小学校とは?
開智所沢小学校は、2024年に埼玉県所沢市に開校した私立小学校(最寄り駅はJR東所沢駅)です。
探究型・思考型の教育で知られる「開智」グループの理念を受け継ぎ、学年の枠を越えた学びや、対話・協働を重視した授業を特徴としています。
新設校でありながら、
「子どもが自ら考え、学びを深めていく環境づくり」に力を入れている点や、
国際バカロレア(IB)のPYP(初等教育プログラム)候補校として認定されているなど、
教育関係者や保護者の間で関心を集めている学校です。
中学以降は、併設されている開智所沢中等教育学校へ進学することができます。
開智所沢小学校の良さ①|異学年交流を通じた言語化能力の向上
開智所沢小学校の大きな特徴の一つが、異学年交流の多さです。
教育の世界ではよく「アクティブラーニングが大切」と言われます。アクティブラーニングとは、下図のように、誰かに教えたり、グループディスカッションをしたり、五感を使って体験したりする学習のことを指します。

その中でも、異学年交流を通して、
- 下の学年の子に説明する
- 他学年の子と協力する
- 自分の考えを言葉にして伝える
こうした場面があることで、自然と自分で説明をする場面が増えます。
異学年交流がある環境では、お子様が上級生になったときに、教えられる側ではなく、教える側に回るため、自然と自分の言葉で説明をしないといけない瞬間が出てきます。
お子様が自分の言葉で説明する機会というのは、公立小学校では、教室の中で意図的に設定しようとしても、なかなか作れるものではありません。
学年を越えた関わりが“日常”として存在しているからこそ、自然な形でアクティブ・ラーニングが発生して、自分の考えを言語化して伝える力が育っていくんじゃないかと思いました。
開智所沢小学校の良さ②|力量のある先生が多数在籍
もう一つ、指導者として強く感じる魅力は、力量のある先生が多いという点です。
異学年交流の魅力をお伝えしましたが、それをサポートする体制がなければ、うまく回りません。勝手なことをする子もいるでしょうし、子どもたち同士のトラブルだって、子どもたちを主体にしていれば、必ず起きます。
そういったある意味、カオスにもなりやすい環境で、子どもたちにとって学びあるものにできるかは、先生側の力量も問われます。
- 場をどう設計するか
- どこまで任せ、どこまで口出しするか
- 学びが散らばったときに、どう回収するか
これらを見誤ると、
「自由だけれど、何も身についていない」
という状態になりかねません。
以前、そういった点を踏まえて、開智所沢小学校の何名かの先生方に、どのように授業を回しているか、授業をするときに注意していることをお聞きしたことがあります。その中で印象的だったので、全員の先生が子ども一人ひとりの具体的なエピソードを交えて説明をしてくれたことです。
そういったエピソードがすぐに出てくるところに、その場その場で何となく授業をしているのではなく、明確な狙いを持って、子どもを見ていることが伺えます。
子どもたちをよく観察して、どう授業を回していくかを考えているからこそ、出てくるお話ばかりだったので、非常に質の高い授業が展開されているであろうことが伺えました。
まとめ
開智所沢小学校の魅力は、カリキュラムや制度だけでは語りきれません。
- 人と関わる中で学びが深まる環境
- それを支える先生の設計力と観察力
この2つが噛み合っているからこそ、子どもたちの学びが、表面的なものに終わらず、しっかりと力として積み上がっていくのだと思います。
入学や編入を検討されている保護者の方にとって、
「今のわが子に、この環境が合うだろうか?」
と考える材料の一つとして、この記事が参考になれば幸いです。