【成績が伸びる子の共通点】図形で“必ずやっていること”

先日の授業で、小学生に図形の授業をしました。
TaNeでは小学生のうちに、図形を徹底的に鍛えていきます。
中学生・高校生になると目の前の定期テストや模試の成績を上げることに一杯一杯になってしまい、じっくりと取り組むことができないからです。
せっかくなので、今日は図形問題を得意にするためのコツについて記事にしようと思います。
図形は、小学生・中学生・高校生問わず苦手としている人が多い単元です。
ただ、解くときに”あること”を意識するだけで、
図形が「苦手」から「普通」くらいにはなります笑
特別なテクニックでも、センスでもありません。
それは、
「根拠を持って答えること」です。
なぜ「根拠」が重要なのか
図形問題では、
- どの辺とどの辺の長さが等しいのか
- どことどこの角が等しいのか
- なぜ平行だと言えるのか
といった理由が必ず存在します。
しかし、成績が伸び悩む子の多くは、
- 「二等辺三角形っぽいから」
- 「平行っぽいから」
といった、なんとなくの感覚で答えを出してしまいます。
そしてたまたま答えが合ってしまうと、
「なんとなくでも解ける」
という間違った認識が生まれてしまいます。
「なんとなく解ける」が一番伸びない
図形に限らずですが、
“再現できない正解”には意味がありません。
なんとなく解けた問題は、
- 次に同じ問題が出ても解けない可能性がある
- 少し形が変わると対応できない
- 時間が経つと忘れやすい
という状態になります。
結果として、
ずっと「できるようでできない」状態が続きます。
できないから復習をしていくわけですが、
根拠をもたないまま復習をしても、
結局実力は身につきません。
その状態で、中学に上がると一気に問題が解けなくなり、
「図形は苦手」というレッテルを自分に貼ることになります。
成績が伸びる子は「根拠を説明できる」
一方で、成績が伸びる子は、
自分の答えに対して根拠を説明できるのです。
たとえば、
- 「この2辺が等しくて二等辺三角形だから、この角とこの角も等しい」
- 「錯角が等しいからこの2本の直線は平行」
といったように、
“なぜそうなるのか”を言語化できます。
逆に、言語化できない瞬間があったら、
立ち止まって「なぜそう言えるのか」「なぜそうなるのか」といった根拠を探します。
そのときに、自分で粘って考えるにしても、先生に聞くにしても、
答えではなくて根拠を求めている姿勢があるからこそ伸びるのです。
TaNeでは講師がしつこく理由を聞く
そのため、TaNeでは、
答えを書かせて終わらせることはほとんどありません。
時間がかかっても、
- 「なんで?」
- 「どうやって答えを出したの?」
- 「答えを出した過程を教えて」
と、しつこく根拠を確認します。
正直に言うと、生徒からすると面倒くさい存在だと思います笑
ただ、このプロセスを避けてしまうと、
“考えないクセ”が定着してしまうため、
ここは絶対に外せないポイントです。
「言われなくても説明する」が一つの到達点
指導の中で一つの基準にしているのが、
こちらが聞かなくても、自分から根拠を説明できるかどうかです。
- 解いたら自然に理由も口に出る
- ノートにも根拠が書かれている
- 自分で根拠をチェックできる
この状態になってくると、
自学でも学力が伸びる段階に入っていきます。
まとめ
図形ができるようになるためのコツは、
「根拠を持って答える」こと。
これを徹底できるかどうかです。
逆に言えば、
ここを曖昧にしたまま進んでしまうと、
どれだけ問題数をこなしても、成績は伸びません。
少し時間はかかりますが、
- 答えだけで終わらせない
- 必ず理由まで確認する
この積み重ねが、最終的には大きな差になります。